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第1回『弊社コンサルに聞く:東日本~前編』

皆様、あけましておめでとうございます。令和最初のお正月、いかがお過ごしでしょうか。

NBSブログ第1回は、12月某日、東京支社に常駐する東日本担当コンサルタント(上杉)との対談をお送りします。

 

-まず、担当エリアや日常の業務内容を教えてください。

 

首都圏のホテルや長野県等のリゾートエリアを中心に、ひとり担当10社程度を目安として、クライアント様のご希望に合わせ、WEB販売から運営全般までのサポートを行っています。

当社の特長として、コンサルタントの多くがホテルや旅館での勤務経験があり、それだけに現場感覚を持ったご提案ができていると思います。

僕は以前、某有名温泉地の旅館に務めていましたが、社内にはシティ、ビジネスホテル経験者が多数いるので、首都圏ホテルならではの課題は彼らに相談することができます。

 

―それは心強いですね。

 

クライアント様と定期的な面談を行う際には、オーナー様だけでなく、現場のスタッフの方々や、チェーンホテルなら本部の方等、いろいろな方とお会いして複数名でのミーティングも行います。

販売面でのサポートはWEBが中心になりますが、パソコン操作に不慣れな小規模な旅館、民宿さんも多く、基本操作のレクチャーはもちろん、一緒にパソコンを買いに行ったこともありますよ。また、WEB販売そのものにアレルギーを示す方もいらっしゃる。とはいえ、今の時代OTAは必須ですから、そんなご不安を払しょくするのも仕事だと思っています。

WEB販売においては、まずサイトコントローラーでの一元管理が必要ですよね。コストに抵抗のある方もおられますが、月々数千円で利用できるシンプルなものもありますし、導入メリットの方がはるかに多いこと、我々がサポートできることをご納得いただくまでご説明します。

既に導入済みでも管理が不完全な場合もあり、部屋タイプやプランの数、バリエーションはもとより、アイキャッチとしてのプラン名にもこだわります。

加えて重要なのが、集客UPと並行して、コスト管理ですね。単なるコストカットではなく、無駄なものがないかを一緒に見直します。

まず、面と向かってお話しすること。これが何より大切だと思っています。

 

-近隣県の皆様へ弊社サービスのご案内も行っている?

 

最近、静岡県へ出張してきたところです。

初めて訪問する際には、まず「お客様を知る」ことが第一歩と考えているので、事前にOTA各社ページ、特にクチコミの内容をしっかりと分析して、自分なりに強み、弱みをつかんでおきます。そうして実際にお会いして、話し合う中では、意外な気づきも生まれます。ご契約開始後も、クチコミのフォローは大切ですよね。

クチコミ分析とあわせて重要なのが、弊社秘伝?の「NBSチェックリスト200」項目のひとつにある、[Check No16]エリア性、シーズナリティを把握するための「イベントカレンダー」の作成ですね。まず自分なりに作ってみて、それを元にクライアント様にヒアリングすると、地域ならではの知る人ぞ知る催しがあったりする。逆に、身近すぎてお気付きでない魅力を再発見することもある。そこから、それらの魅力をきちんと発信できているか、それらに合わせた販売ができているかを確認します。情報発信は、個社というよりエリア全体での取り組みが必要な場合もありますが、栃木県に日本三大イルミネーションのひとつがあるって、どのくらいの関西の人がご存じなんでしょうね?

 

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筆者は生え抜きの神戸っ子なもので存じ上げませんでした…スミマセン。

ちなみに、「日本三大イルミネーション」とは、2017年10月、一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」により、北海道「さっぽろホワイトイルミネーション」、長崎県「ハウステンボス 光の王国」、栃木県「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」の3か所が認定されたものです。

 

今回はこれにて。次回は、増税の影響やインバウンドの状況等を聞いた後編をお送りします。

 

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